Windows terminalで快適ssh生活

ついにWindowsでも快適なshell生活を送れるようになりました

Windows terminalという神ツールがversion1となり、ついに正式リリースされました。 これはかなり使いやすく、Windowsを開発に使ってもいいかなと思わせてくれる神アプリです。

www.microsoft.com

github.com

早速設定しましょう。 私が行うのは二つだけです。

  • フォントの変更
  • Dracula themeの適用

設定を行う

まずは設定画面を開きます。 中身はjsonファイルになっているので、設定ボタンをクリックすると適当なエディタが起動して、jsonファイルが開かれます。 f:id:kakibara:20200531232529j:plain 次にprofileの中にdefaults項目があるので、そこにフォントとカラースキーマを設定します。

{
    "profiles":
    {
        "defaults":
        {
           "fontFace": "Ubuntu Mono derivative Powerline",
            "fontSize": 12,
            "colorScheme" : "Dracula"
        }
    }
}

この時点では”Dracula”という名前のカラースキーマは存在しないので、次で定義します。 schemesという項目がデフォルトであるので、その中にDraculaテーマの設定を加えます。

"schemes": [
    {
        "name" : "Dracula",
        "background" : "#272935",
        "black" : "#21222C",
        "blue" : "#BD93F9",
        "cyan" : "#8BE9FD",
        "foreground" : "#F8F8F2",
        "green" : "#50FA7B",
        "purple" : "#FF79C6",
        "red" : "#FF5555",
        "white" : "#F8F8F2",
        "yellow" : "#FFB86C",
        "brightBlack" : "#6272A4",
        "brightBlue" : "#D6ACFF",
        "brightCyan" : "#A4FFFF",
        "brightGreen" : "#69FF94",
        "brightPurple" : "#FF92DF",
        "brightRed" : "#FF6E6E",
        "brightWhite" : "#F8F8F2",
        "brightYellow" : "#FFFFA5"
    }
]

以上で使えるようになります。

Dracula themeの公式ページです。いつもお世話になっています。 draculatheme.com

感想

Windows10の進化がすさまじいです。 WSLもバージョンが2になり、かなりの進化がありますが、開発ツール周りでも進化がすさまじいです。 私がwindowsを使いたくなかった理由が二つあったのですが、そのうちの一つが、sshが使いにくいというものでした。私は基本的にネットワーク上のLinuxマシンで作業を行うので、terminalを開いてsshでマシンに接続して作業を行います。なので、そのクライアントが使いにくいとストレスが溜まります。もちろんいろいろsshクライアントアプリはwindowsで開発されていましたが、どれも使用していると画面が崩れたり、macのターミナルほど信頼のおけるツールにはなっていませんでした。しかし、これは通常利用に耐えうるところまで来たという感じです。あとは英字キーボードでmacのkarabinaと同じことが実現で切ればもう何も言うことはありません。